最後の五人目のメンバーは、「うぃずびーと」の代表者である私です。
高齢者施設に向けた音楽活動をしようと思ったのは、前にも少し書きましたが、3年ほどの「音ねっと」での活動が直接的な発端です。
「音ねっと」を介して、高齢者施設でハーモニカを吹くようになって、高齢者の方々が喜んでくれるという実体験させて頂きながら、「自分もそれなりの年になったし、年金暮らしで時間も結構あるし、晩年をこういう活動で過すのもいいなぁ」って思ったんです。
とは言っても、出来る楽器はハーモニカだけで、他に何の取り柄もないんですね。でも、「『音ねっと』とはちょっと違った特徴を持つ活動をしたいなぁ」と漠然と思いました。
それで何をはじめたかというと、ユーキャンの通信教育に、高齢者に関するいろいろな講座があることを知って、「そうだ! これを学んで、まずスキルを身につけよう!」と思ったんです。
そして、レクリエーション介護士2級、音楽健康指導士準2級、健康カラオケサポーター、介護予防健康アドバイザーなどの勉強をして、一応認定をもらいました。でも、これらは実践の積み重ねによって、初めて本物の資格者になるので、その意味では、今はまだ「ペーパードライバー」みたいなものに過ぎないんです。
それでも、今この学びが生かされている場所が一つだけあるんです。毎週月曜日のマルシェでの体操教室です。ここで、音楽に合わせてオリジナル体操の取り組みをやってるんですよね。これが今いい財産になって、「これは高齢者施設で使えるなぁ」ちと思っています。この時は、ハーモニカを全く吹かないので、だからこそ、「ハーモニカ以外にも、高齢者に提供できるものが出来てきたなぁ」と、喜んでします。
「うぃずびーと」のバンドの中では、私のハーモニカが常にメロディを担当するものですから、これがなかなか完璧には吹けなくて、それがちょっと辛いところなんです(汗)。
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