マルシェでの体操教室で吹いていたハーモニカの時間を、「レクレーションタイム」に切り換えたことで、この時間が、休憩時にちょっと音楽を聴くという位置づけではなくなって、音楽を使った体操の時間という位置づけに変わったんです。音楽を聞きながら、体操や口腔運動、時には一緒に歌ったりという形になったからです。
ハーモニカを吹くだけの時は、私は一参加者として出席していましたが、「これからは健康指導士のユニホームを着て、指導士としてやって下さい」というこで、写真で紹介した赤いユニフォームを着て出席することになったんです。つまり、体操指導の一環として、これを行なうということになったんです。
最初は、写真でも紹介したように、首にかける小道具で手を使わずにハーモニカを吹き、同時に曲に合わせて手足も動かした動作を見せることで、皆で一緒にそれをやろうと思ったんです。ところが、これは大誤算でした。できないんですよね、私自身が(笑)。演奏しながら手足も動かすなんて、「至難の業だ!」って、実際にやってみて気づいたんです。
それで、私はハーモニカ吹きに専念して、別の指導士さんに前に立ってもらって、曲に合わせた体操の指導をしてもらって、それを皆でやることにしたんです。そして少し間、その形でやってみたんです。
でも、やりながら問題を感じました。これをスムーズにやるためには、前もって、「来週はこういうのをします」と予告して、動作の仕方をあらかじめ指導士さんに教えておかないと、本番でいきなりでは、指導士さんもできる自信がもてないですから、前に立つのを躊躇しちゃいますよいね。
そこで、またまた新たな思案がはじまりました……。
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